suwaowa: 無題

2010-01-07

ウェブがどこへ向かっていくのか、などと、何かしら(自分の中で勝手に)ウェブというものを特別視してきたようなここ数年間。


が、その行く先は難解で特別などこかではなく、テレビやラジオと同様にもうひとつの『重要な』メディアとしてあまねく行き渡り、ただ存在することになるのであろう。


テレビやラジオの電波ってのは、目に見えないけどたぶんそこら中を飛びまくってるんだろうなあ、ってことを年末帰省の車の中で思っていて、家に帰るとアナログ放送のテレビはスイッチ入れるだけで見られるし、チューナーの付いた方ではWOWOWとかBSが見られる。家族のうち何人かは、炬燵でころがってどれかのチャンネルを見ていたり、台所で料理しながら耳だけ聞いていたり、何かおもしろそうな映画をやっていたら別のテレビで見ていたり、あるいは小さく鳴らしているだけで本を読んでいたり、まるっきり興味なければねこの相手してたり、さらにはツイッターしてたり。

みたいな感じでツイッターみたいなものがそこに入り込み始めている。

iPhone登場(俺はまだ持ってないけど)の時から明らかにその動きは加速されており、そろそろアップルから出るらしいタブレット型のモノや、話題のGoogle Nexus Oneなどの競合種が出てきてさらに勢いづく。


いろいろ思うが、いま盛んにリアルタイムリアルタイムってことでやっている。各種のそういうモノがどんどん市場に出回る。みんな持って出歩く。今はまだホットスポット!などと大仰に言っているが、数年先には公衆無線LANがどこでもふつうに無料で自由に使えるようになる(のかどうか知らないがそうなるんじゃないかな)。


そうなったとき、ウェブというものが誰にでも使えるもの、本当に使い易いものになっているために、今みんながいろいろ知恵を出し合い遊びながら楽しみながら試行錯誤しているんじゃなかろうか。